河内長野市3月市議会が3月3日から27日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。
また 生活保護費で不正発覚
崩壊した福祉行政! 市長の責任は重大
先の2.6億円横領事件に続いて、また新たに別の市職員が生活保護費約270万円を不正に支出し保管していた事が発覚しました。職員数人が不正を発見していたにもかかわらず、課長へ報告していませんでした。河内長野市は正常な福祉行政とはかけ離れた、ずさんな業務が常態化しています。
日本共産党は、前回の横領事件で、実態を無視した人事配置を追及し、100条委員会設置を求めてきましたが、他の議員が否決したところでの事件です。日本共産党は市長の政治責任を追及します。さらに、これらの背景にある「福祉の心を投げ捨て市民の願いに背を向ける今の市政」をただし、「市民のために仕事をするあたり前の市役所」を取り戻すために頑張ります。
10億円さらに上乗せで118億円に
「ふるさと農道」事業は中止見直しを
以前から日本共産党が指摘していた通り総事業費が118億円に引き上げられました。当初は80億円でスタートした事業が1.5倍に膨らみました。市の負担も2億円の負担増で27億円。さらに市負担分のほとんどは借金で利子分は加算されていません。
山の中に幅10mの道路、その内2mの歩道と反対側には緑を切り開いたうえ1mの植樹帯まで整備されています。仕様の見直しすらしようとしません。
財政が厳しいと市民負担を増やす一方でバブル型の大型道路建設の事業費は増やしていく。傷んだ生活道路の補修や橋梁の耐震化、また、農林道整備などに力を注ぐ方が地元業者も潤い雇用も増えます。
日本共産党は一貫して同事業の中止見直しを求めています。
うれしいお知らせ |
4月から、6年生まで医療費助成(通院)が拡充されます |
日本共産党 代表質問
だばなか 大介 議員 3月12日(水) 13時頃〜
民間任せの開発型行政から、福祉の心を取り戻し、市民のくらしを応援する市政への転換を
- 2.6億円横領事件に続き保護費の不正処理。政策的・組織的問題はなにと考えているか。
- 総額118億円。10億円上乗せになったバブル型の大型道路「ふるさと農道事業」は中止見直しを。
- 福祉の心を取り戻し、くらし応援で住み続けられる街づくりを。
(1)採算性の出ない地域や、駅やバス停までも行けない市民に対しては、福祉の視点から、ミニバスの運行や敬老優待パスの復活を。
(2)国保・介護の住民負担軽減を。
(3)地域に応じ、ごみの個別収集を。
(4)新設される市営斎場では安価な通夜と葬儀ができるように。
(5)近大病院移転の新聞報道で、市民から不安の声が上がっている。
(6)過去に市が道路や上下水道の移管を受けてこなかった小規模開発の移管手順書の作成を。
(7)寺ヶ池公園の周遊路で未整備になっている里道の整備を。小山田側から見た対岸の樹木が白くなっている。鳥の糞ではないか、対策を。
(8)小山田北地域(荘園橋の下)の公共下水道は、いつ頃に行うのか。- 若者の定住を進め、税収の確保を。
(1)医療費助成を中学卒業まで拡充を。
(2)保育所の待機児ゼロの街に。保育所の増設を。保育士削減計画は中止を。
(3)学童保育の学年延長と時間延長を。
(4)小中学校の普通教室にエアコンを。- 地域産業の活性化を。
(1)「地元雇用奨励金制度」「新規職員研修補助」などの創設を。
(2)地域中小業者を応援する「住宅リフォーム制度(仮称)」の創設を。
(3)「空き工場マップ」「空き工場バンク制度」などで商工業誘致を進めよ。
(4)水路や農道、ハウスや水耕栽培に補助制度を。イノシシ対策の強化を。
(5)自然エネルギーへの転換を。太陽光発電などに、市独自の補助金制度を。
日本共産党 個人質問
かどの 雄一 議員 3月13日(木) 11時頃〜
- 長期間放置された空き家の雑草や樹木の除去対策を。
- (1)千代田駅付近のポールやカラーコーンの設置は無意味ではないか。
(2)スーパーライフ周辺の南海高野線踏切内の道路の段差改善を。
(3)市道原町・狭山線、原町付近の道路舗装の改修を。- 市政60周年記念事業に1650万円もかける必要があるのか。
にわ 実 議員 3月13日(木) 15時頃〜
- 市民サービスを低下させる南花台公民館の廃館は許されない。南花台西小跡地周辺の交通対策について。
- 高齢者の緊急通報システムのデジタル回線対応は進んでいるか。
- 安全・安心の街づくりについて。
(1)「よしや峠」拡幅計画を。
(2)赤峰トンネル東側交差点に信号機設置を。
(3)本町消防本署跡地の利用は。
(4)高向地域の下水道整備は、いつ頃か。
たけとみ唱子 議員 3月13日(木) 15時半頃〜
- 岩湧山の「ヤマブキ」「しゃくなげ」「シュウカイドウ」の花の維持管理について市も援助を行うべき。
- 上田町河川管理用通路は地元住民が安心して通れる道に。工事の進捗状況とメドは。
- どんな障がいを持っていても安心して病院に行けるよう、ガイドヘルパーの派遣を認めよ。
宮本 さとし 議員 3月13日(木) 16時頃〜
- 市営斎場の建て替え事業について。事業費削減の努力は続けると同時に葬儀は通夜式への対応も。
- 美加の台駅はじめ駅の無人化は安全面だけでなく街の元気もなくしていく。鉄道会社には引き続き「人のぬくもりが感じられる駅」となるよう働きかけ続けよ。
- 市所有の空き地を利用したドッグランの整備を。
どなたもお気軽に傍聴へ
本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
委員会は、議会事務局でお尋ねください。
予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。