2018年9月議会のおしらせ

2018/9/5
9/10追記
 河内長野市9月市議会が8月31日から9月26日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

小学校へのエアコン設置決議を採択

 今夏「災害級の猛暑」で愛知県豊田市の小学生の尊い命が学校内で奪われました。国もエアコンの補正予算実施に向けて動き出しました。河内長野市では日本共産党が市民と共に求め続けてきた学校へのエアコン設置が、島田市政のもとで、この夏休みに中学校へ設置されました。

 9月市議会初日に全会一致で「小学校の普通教室にエアコン設置を求める決議」が採択されました。日本共産党は、小学校にも早急にエアコンを設置するように、引き続き求めていきます。



中学校の普通教室には、今年の夏休みにエアコンが設置されました。
元々設置されていた扇風機も付いています。
写真は長野中学校


三日市幼稚園をつぶすな

  河内長野市には現在、公立保育所は千代田台1園、公立幼稚園は三日市1園しかありません。

 8月23日に開かれた福祉教育常任委員協議会で、市教育委員会が「三日市幼稚園を廃園し、千代田台保育所を『子ども園』にする」方針を示しました。

保育所はパンク状態

 河内長野市では、子どもの数は減っていますが保育所を希望する保護者は増えています。この6年間で保育所定員を60人増員してきましたが、いまだ年度途中には待機児が出る状況になっています。

 平成27年に子ども子育て新制度が導入され、多くの私立幼稚園が「子ども園」に移行し、待機児数は減少すると思われました。しかし幼稚園には0・1・2歳児の保育に対するノウハウが無かったこともあり、「子ども園」での受け入れは0・1・2歳児の受け入れは進んでいません。そのため保育所では保育士不足も加わり、特に0・1・2歳児の受け入れがパンク状況になっています。0・1・2歳児受け入れの最後の砦として公立の千代田台保育所が責任を持ち受け入れています。

子どもたちは市の未来

 市教委は千代田台保育所を「子ども園」にし、新たに1号認定(旧幼稚園児)の3歳以上の子どもを受け入れ、3号認定(旧保育園児)の0・1・2歳児の受け入れを減らすと説明しました。

 今、人口減少と高齢化で若者の転入・定住促進が市の重大課題となる中で、保育行政は子育て支援からも経済活性化からも極めて重要です。千代田台保育所はこれまで通り保育所として市の保育行政の砦として存続させ、三日市幼稚園は子ども園として私立子ども園の先導をする行政機関にすることが河内長野市の未来を開く道ではないでしょうか。

 日本共産党はみなさんと力をあわせて、三日市幼稚園の存続にがんばります。


日本共産党 代表質問

 だばなか 大介 議員   9月11日(火)  10時~

  1. 市長の政治姿勢をお聞きします。
    (1)政府に核兵器禁止条約への署名と批准を求めて下さい。また市役所ロビー等に「ヒバクシャ署名」の設置を。
    (2)市政への市民参加を増やし市民がつくる河内長野市に。「市長とのおしゃべり集会」の前進を。
  2. 1日も早く小学校へエアコンの設置を。
  3. 中学校給食を全員喫食に。
  4. 開発競争をする経済社会から、地域で循環する経済社会に転換することが若者が河内長野市で定住でき、人口減少に耐えうる持続可能な将来の街づくり。市民の暮らしを中心にした、地域循環型経済社会の構築を。
    (1)事業者と学校と市の「産官学」の3者が話し合うテーブルの創設。
    (2)市内就職を条件とした奨学金返済補助、家賃補助制度の創設を。
    (3)市内企業の情報誌を作成し学生に配布を。
    (4)市内企業就職フェアの独自開催を。
    (5)女性や高齢者も働きやすい環境を。
    (6)公契約条例やブラック企業規制条例の制定を。
  5. 高齢者のおでかけ支援「バス割引券」の発行を急げ。
  6. 住民自治こそ新しい時代の街の力。これまで行ってきた官主導の街づくりから、官と市民が対等な立場で話しあい進んでいく、市民が主人公の街づくりに発展を。
  7. 指定管理者制度見直しの進捗は。
  8. 社会保障制度の充実で、安定した地域社会を。
    (1)国保の市独自減免制度の維持を。
    (2)特別養護老人ホームの待機者をゼロに。
    (3)年度途中も保育所待機児を出さないように保育所定員拡大を。
    (4)三日市幼稚園は「こども園」として存続を。

日本共産党 個人質問

 宮本 さとし 議員   9月12日(水)  10時~

  1. 公共交通の拡充に向けて。
    (1)市南部地域の住宅団地間を結び、上原町商業地域方面への新設バスルートの検討の具体化を。
    (2)南花台で実証実験が始まる自動運転システムの市としての将来構想、財政面についての見通しは。
    (3)タクシーの定期券の検討を。
  2. あってはならない障害者雇用水増し問題が中央省庁で発覚した。当市における実態は。

 仲川 まなぶ 議員  9月12日(水)  13時~

  1. 大阪南医療センターから外環状線に出るまでの通りは街灯が暗い。防犯対策を。
  2. 市民の投票権を保障する上で、期日前投票所の増設や、投票所までの交通手段の確保を。
  3. 6月議会で質問した放置空き家・空き地対策の経過は。

 原 れきし 議員  9月12日(水) 13時半頃~

  1. 府は近大病院の移転を推し進める方針を出したが当市はどのような対応を検討しているのか。
  2. 市内小中学校に本年度からタイムカードが導入された。教職員の労働時間の適正な把握を。
  3. 生活保護世帯へのエアコン購入費支給について周知徹底を。

 にわ 実 議員  9月12日(水) 17時半頃~

  1. 災害時に市民を守る街づくりを。
    災害種別に応じた避難所指定は適正か。高齢化に伴い救急隊出動が増えるにあたり、消防職員増減の長期的な計画は。 
  2. ブロック塀の安全対策について。公共施設の対策の進捗は。民間施設への「市ブロック塀等撤去補助制度」が創設されたが、申請件数とその予算処置は。

どなたもお気軽に傍聴へ

 本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
 委員会は、議会事務局でお尋ねください。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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