2025年6月議会のおしらせ

2025/6/5
 河内長野市6月市議会が6月2日から25日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

ドン引き!!
 

人口減少の原因は若い女性の意識の問題??
 

 市は人口減少の原因が若い女性の意識にあるとし、20〜39歳女性をターゲットに「市への愛着を高める」事業を6月議会に提案しました。

 市民へのアンケートで、20代女性の27%が「転出の意向がある」、20〜39歳女性のうち「市に愛着を感じている」が約37%と低いことを理由にしています。

 市は、この施策の根拠として「若年女性が人口の半数を下回る自治体は将来消滅の可能性がある」とした民間団体の発表を挙げています。
 
 
人口減少の原因は国の失策
 
 
 人口減少の原因は、若い女性の意識にあるのではありません。

 バブル崩壊後、企業は正社員の採用を控え、政府は派遣労働を自由化したことで、「就職氷河期世代」は結婚や出産が困難な経済状況に置かれました。さらに、東京一極集中によって、地方から若者が流出し続ける構造が続いています。

 こうした国の政治的失策こそが、現在の人口減少を生み出した最大の要因です。

 その責任を「若い女性の意識のせい」にすり替えることは、政治的にも人権的にも、そして思想信条の自由の観点からも、看過できない誤りです。
 
 
空き家対策こそ市の未来を開く
 
 
 市が取り組むべき人口減少対策は、半世紀前に整備された住宅団地の再生です。

 これらの住宅団地の高齢化後の空き家に、若い世代が移り住める仕組みをつくることが喫緊の課題です。開発団地でスムーズな世代交代が進めば、公共交通の維持、地域自治の担い手不足、労働力不足など、多くの課題が解決に向かいます。

 日本共産党は6月議会で、人口減少の本質的課題を明らかにし、空き家対策を中心とした具体的提案を行っていきます。
 

みなさん待望の
総合体育館にクーラー設置!

 日本共産党も要望を重ねてきた市民総合体育館に、この夏エアコンが設置されます。

 設置されるのは10馬力のエアコン12台 。料金は、5月から10月までの体育館使用料を全面3時間使用の場合3千円程度増額する予定です。ただし、この夏にかぎり料金設定の条例改正が間に合わないため無料で利用できます。

 できるだけ早く工事を進めるため議会初日に全会派一致で議決されました。



エアコン設置が決まった 市民総合体育館
 



日本共産党 個人質問

 だばなか 大介 議員  6月11日(水) 10時~

件名1 男性の育児休暇の拡大に市の援助を。
要旨1 男性の育児休暇の拡大で、名実ともに子ども真ん中の市に。
要旨2 育児・介護休業法の改正内容と趣旨は。
要旨3 労働者が受けられる給付金や権利は。
要旨4 事業主が受けられる助成や義務は。
 
要旨5 それぞれの周知を進め、育児休暇の取得率を高めるべきではないか。そのために事業主に対するアンケート調査や、労働者に制度のしおりの発行を。
要旨6  企業立地促進制度に育児休業取得率向上に対する市独自の奨励金創設を。
要旨7 市の会計年度任用職員や窓口業務委託社員の育児休業の取得率向上策は。

件名2 子どもの成長に寄り添って。
要旨1 高校授業料無償化に伴い、奨学基金を高校入学準備金として利用し、再構築を。

 
要旨2 バスケットゴール・スケートボード場の整備を。
 
  1. 具体的な候補地を示してください。
     
  2. 実施計画を立ててください。

要旨3 オーガニック給食の推進を。
  1. 第6次総合計画で、学校給食の地産地消で農と食育推進が提案されている。まずは1日だけでも地産地消給食の日をつくってはどうか。
     
  2. 地産地消やオーガニック給食を進める上での課題は。
     
  3. 都心部を中心に全国へ、空き家斡旋などインセンティブも含めて農の担い手の募集をパッケージ化し推進することで、空き家解消も含めたシティプロモーションを

  

にわ 実 議員  6月11日(水) 13時~

件名1 より良い保育所・認定こども園について。
要旨1、こども家庭庁が言っている「こども誰でも通園制度」について。
  1. 「こども誰でも通園制度」創設の経過や目的は何ですか。
     
  2. 当市では、一時預かり事業を「あいっく」を始め7か所の保育所・14か所の認定こども園で実施しているが「こども誰でも通園制度」とどこがちがうのか。
     
  3. 児童福祉法に規定された2026年度実施の「乳児等通園支援事業」とどう関連するのか。
     
  4. 当市で、この「こども誰でも通園制度」の試行的事業を実施している保育所や認定こども園はあるのか。
     
  5. この制度について多方面から論評がされています。実施されれば利用者と事業者の直接契約になるので市町村は関与できないこと、出来高払い方式で事業者は健全な運営ができるのか、預ける子どもにとって、通常の保育より負担が大きくなるのでは等、現時点でどのように考えていますか。
     
  6. この制度について、現場の保育所や認定こども園では制度の課題や不安について声を聞いているでしょうか。聞いていればその内容は。

要旨2、当市現場の保育所や認定こども園では、「おむつ」のサブスクリプション実施で喜ばれていると思うが、金額を上げてでも「お昼寝用ふとん」も追加してはどうか。

 
件名2 住みよいまちづくりについて。
要旨1、さきの3月議会で防犯灯の自治会維持管理の電気代を全額市負担にす
  1. 市内全域の防犯灯は何か所あるのか。
     
  2. 1灯当たりの年間電気代は。また全額市負担にすると予算は。
     
要旨2、防犯灯問題以外に自治会の加入率の推移と加入率を上げる方策をお聞きします。
 
 
件名3 2050年までにCO₂ 排出ゼロを達成するために。
要旨1、河内長野市広報5月号に、今年度の再生可能エネルギー導入促進補助金制度の概要が掲載されました。
  1. 個人住宅向けの補助の予算額5,460万円に対して5月30日現在の執行率は約6%ですが、7カ月間の受付での執行率として100%になるのでしょうか。前年度までの違いや「お得感」を聞く。
     
  2. 民間事業者等向けの補助(自己所有型)と民間事業者等向けの補助(PPA)の申請の状況はどうか。
     
  3. 前年度までと違い、補助金についての申請・問い合わせ窓口が環境政策課になっていますが状況はどうか。手ごたえはあるか。
     
     

 宮本 さとし 議員  7月12日(木) 13時~

件名1 暮らしをまもり安心安全なまちの活性化を。

要旨1 空き家・空き地対策の今後について。
  1. これまでこの課題について定期的に質問してきました。今回本腰を入れ る動きが報告されている。現状把握のための実態調査の実施は評価します。その方法は。
     
  2. 調査には売り手の視点にとどまらず、買い手の視点においても調査を進 めてほしい。また、ここ数年における転入者の調査も必要ではないか。
     
  3. 中古物件に移り住む若者層も見受けられる。リフォーム、DIYを前提にした相談窓口、補助制度などを検討してはどうか。
     
  4. 市内外の不動産事業者との連携は欠かせないが、具体的にはどのような方法が考えられるのか。
     
  5. 放置空き家・空き地はまちを疲弊させるだけでなく、危険なケースも生じている。調査の進展とは別に、待ったなしの課題としてアプローチを強めよ。
     
     
要旨2 ブランディング推進事業(ブランディングプロモーション事業)とは。
  1. 人口減少対策なのか、少子化対策なのか。それとも若年女性の対策ですか。
     
  2. 目的は市への愛着と誇りを持つ市民を育てることですか。「消滅可能性自治体」のリストから外れることですか。
     
     
要旨3 ごみ対策の成果と今後の課題は。
  1. 個別のごみ置き場の改善などが進んでいる一方で、まだまだ改善できていないところがあるように見える。制度の周知を深めることと次の課題をはっきりさせる必要があるのではないか。
     
  2. 分別収集の促進とセットでプラスチックごみの収集日を増やせ。
     
     
件名2 児童生徒の万博遠足のその後について。
要旨1 実施校と実施学年数、今後の日程は。

要旨2 欠席者の対応は

市議会の傍聴が出来ます

★本会議は、市役所来庁者駐車場入口を入ってすぐ右側です。
★委員会は、議会事務局でお尋ねください。
★予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。
★市役所1階市民ホールのテレビで生中継を行います。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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