2011/09/13
6月 岩手県 陸前高田市・大船渡市に続き
今度は 福島県いわき市へ
日本共産党河内長野市会議員団・・・報告
被災者に心を寄せて ボランティア活動
仮設住宅を1軒1軒訪問して聞き取りする
(左から)かどの議員、宮本議員、たけとみ議員
<6月の岩手県の報告はこちら>
角野・宮本・武富市議と後援会2名の合計5人は8月18日(木)〜21日(日)の日程で震災に見舞われた福島県いわき市へボランティア活動に行ってきました。岩手県の際には片道千qを超える行程でしたが今回は千q未満。とはいえ深夜の高速道路はトラックも多く大変でした。
18 日の夜8時過ぎにワンボックスカーに支援物資や後援会のみなさんから手作りの帽子、小物入れなど満載にして河内長野を出発、現地には19日の朝到着、いわき市日本共産党のボランティアセンターに合流しました。
今回は東京電力福島第一原発の事故をかかえた地域です。
仮設住宅を訪問、被災者の声をお聞きしながら、支援物資の配給や被災地の後片付けなどボランティア活動を行ないました。
話が尽きない被災者との対話
津波による被災地の広さこそ、岩手県の場合とは違い海岸沿いの部分に限られている様子でしたが、被災された方にとっては全く同じ状況です。さらに放射線の問題では、はっきりしない情報に何を信じていいのかわからない不信感や、先の見えない中でどうしていいのかわからないいらだち、また小さな子どもをかかえた人は、汚染の問題や慣れない環境でのメンタルな面での不安もかかえていることなど痛切に感じました。
仮設住宅ではまだ入居できない方がいる一方で、空き住宅もたくさんあるなど矛盾も感じました。
入居者からは、「床が低く湿気で大変」、「雨漏りがする」などの声もいただき地元の議員に早速報告するなどしましたが、長期化するなかでくらしの問題も解決していかなければなりません。
活動中も大きな余震が… 息の長い支援を
19日には活動中に大きな余震があり、津波注意報も発令、海岸沿いにいたこともあり一瞬周囲に緊張が走りました。まだまだ 余震の不安、がれきの撤去、放射能汚染の問題、様々な課題を抱えてのまちづくりです。
2日目は後援会のみなさんは津波に襲われた地域で後片付けに汗を流しましたが、今回のボランティア活動では、多くの若者たちが参加、汗を流している姿に出会い、希望を感じました。
大阪から来た関西弁丸出しの私たちを受け入れ、多くを語ってくれる被災者のみなさんに心を寄せて、これからも息の長い支援活動を続けていきたいと思います。
地震や津波で被害を受けた家とその周辺を片付け。
地味な活動ですが、まだまだ多くの支援を求められています。